転勤族の妻は仕事できないって本当？ぶち当たる壁とおすすめの働き方とは

この記事ではこのようにお悩みの方に向けて、

• 転勤族の妻になるとぶち当たる、”働くことへの壁”
• 転勤族の妻へおすすめしたい働き方

などについて、お伝えしていきます。

結論をお伝えすると、壁はあるものの転勤族の妻でも仕事をすることは可能です。

中でもおすすめの働き方は、こちらの3つ。

わたし自身の経験も踏まえて、ご紹介していきたいと思います。

転勤族の妻がぶち当たる”働き方に対する壁”

まず、転勤族の妻となっても仕事をしていくことは可能です。

しかし、転勤族ではないご家庭と比べてしまうと、やはりぶち当たる壁はそれなりにあると感じます。

私が感じた3つの壁

正社員で働くことは難しい

夫が転勤族だと伝えると長くは働けないことが想定されるため、正社員での採用は厳しい可能性も…。

わたし自身、結婚と同時に正社員の仕事を退職。

その後就職活動をしましたが、ハローワークでは正社員の求人を案内されることはありませんでした。

転勤族の夫と結婚した時点で、こうなることは予想はしていたものの、現実を突きつけられると落ち込むものです。

小さい子どもの預け先がない

小さいお子さんがいるご家庭の場合、子どもの預け先がないと外で働くことは難しいです。

子どもを保育園に預けたくても、自分の働き先がないと保育園に預かってもらえません。

転勤族だと両親・義両親も遠方に住んでいる場合が多く、預け先としては現実的ではないですよね。

結局、子どもが幼稚園に預けられる年齢になるまでは、外で働くということがかなりハードルの高いものになってしまいます。

自分のキャリアが中断する

それまで築いてきた自分のキャリアは、夫の転勤によって中断してしまうことが多いです。

私も新卒で入社した企業で6年半営業事務として働いてきたので、退職にはかなりの勇気が必要でした。

自分でできる仕事の範囲がどんどん広がり、後輩も増えていた中だったので、退職したとたんプツッとすべてが終わり社会から切り離されたような気持ちでした。

自分のキャリアがその時点で中断してしまうことは、転勤族の夫との結婚と同時に自分の意思で選択したこと。

ただ、できるのであればもう少し仕事を続けていたかったな、というのも当時の本音です。

転勤族の妻へおすすめしたい働き方3選

転勤族の妻として仕事をしていくうえで、正社員で働くことは厳しいとお伝えしました。

こんな疑問にお答えします。

ずばり、転勤族の妻におすすめの働き方はこちらの3つ。

①派遣社員として働く

わたし自身も夫の転勤先に付いていったあと、まずは派遣社員として就職しました。

実際に派遣社員として働いてみて感じた、メリットとデメリットはこちら。

メリット

派遣社員という働き方の一番の魅力は、時給が高いこと。

私はとある企業に事務職として派遣されましたが、県の平均的な事務職のお給料よりも多くいただいていました。

派遣会社にもよるかと思いますが、交通費も支給されたのでその点もありがたかったです。

また正社員で働いていたころは残業が多かったですが、派遣社員で働いていた期間、残業は1秒たりともしたことがありませんでした。

また、業務のことで何か気になること・不安なことがあっても、派遣会社の担当さんが間に入ってくれるので、自分で直接交渉する必要がなかったのも助かりました。

デメリット

派遣社員として働くデメリットは、契約期間=働ける期限が決まっていること。

夫の転勤が次いつになるのか事前に分からないので、契約期間と辞令のタイミングが合わないと「契約更新できるのか・できないのか」とはっきり伝えられないのがもどかしかったです。

また派遣先の雰囲気によっては、派遣社員は疎外感を感じることも。

わたしは一人が大好きなので、お昼休みもゆっくり自分のペースで過ごせてよかったのですが、ちょっと寂しいと感じる人もいるかもしれません…！

さらに、私は契約期間中に妊娠が判明したことで、少しトラブルがありました。

トラブルとは、妊娠報告後まもなく突然切迫流産と診断されたことです。

診断後、絶対安静のためにお仕事を休まざるを得ない時期が続き、派遣先から派遣会社へ代務者を立てるように指示が…。

わたしのように切迫流産以外にも、ひどい悪阻で出社できない…ということも想定できます。

妊娠を考えている転勤族の妻が派遣社員として働くうえで、このようなトラブルがあれば、簡単に切られてしまう可能性があるということも覚悟しておきましょう。

②全国でチェーン展開されている店舗で働く

転勤族の妻が外で働く手段としてよくおすすめされるのが、全国チェーンの店舗で働くこと。

全国チェーンの店舗で働くメリットは、基本的には仕事内容が共通であること。

店舗側も、仕事内容が何も分からない人よりは指導時間を短縮できることから、別店舗での勤務経験がある転勤族の妻は重宝されるかもしれません◎

③在宅ワークで収入を得る

わたしの現在の働き方でもあるのが、この在宅ワークです。

コロナ禍を経て、今までにはなかった働き方が増えてきましたよね。

そんな今の時代、特別なスキルもない普通の子持ち専業主婦でも、在宅ワークで収入を得ることは可能です。

スキルゼロの子持ち専業主婦が在宅ワークで収入を得る方法としておすすめなのが、以下の3つです。

①元々の仕事を在宅でできるように交渉する

この働き方は、リモートワークが進んだ今の時代なら叶えられる可能性が！

実際に私の知人も、夫の転勤でどうしても通勤が困難となったのですが、退職せずにフルリモートワークとして仕事を続けることができています。

会社によっては雇用形態や仕事内容が変わる場合もあるかもしれませんが、交渉する余地は十分にあります！

②クラウドソーシングサービスで仕事を受注する

代表的なクラウドソーシングサービス

クラウドソーシングサービスで特別なスキルが無くても受注できる仕事には、簡単なものではアンケート回答やデータ入力、筆耕などがあります。

ただ今後仕事の幅を広げていくためにおすすめなのは、ライティング案件です。

”ライティング案件＝webコンテンツの文章作成のお仕事”ととらえると分かりやすいです。

ライティング案件ではじめから大きく稼ぐことは、未経験の場合は特に難しいですが、コツコツと着実にスキルアップしたい方にはおすすめしたい仕事です。

③SNS・ブログを運用する

InstagramなどのSNS、ブログを運用することによって、収入を得るという方法があります。

収入につなげる方法として思いつくのは、アフィリエイトが多いかもしれません。

アフィリエイトは、環境さえあれば低コストですぐに始められるので手を出しやすいですが、実際にやってみるとかなりハードルが高いことが分かります。

そこでおすすめなのは、運用することで身につくスキルを活かしてお仕事につなげる方法◎

わたし自身も、このブログがきっかけで身につけたWordPressやデザインのスキルを活かして、お仕事につながっています＾＾

今は、Instagram運用代行のお仕事も需要がかなり高いので、自分で運用して育てたInstagramをポートフォリオとしてお仕事の獲得も目指せます◎

どんなお仕事をしていくにしても、SNSやブログなど、自分のお仕事の窓口となるプラットフォームはひとつ持って育てておくと、お仕事の幅が広がっていくのでおすすめですよ〜！

転勤族の妻こそ、おうちで自由に働こう！

転勤族の妻には、「お仕事をして収入を得る」ことのハードルが高く、たくさんの壁にもぶち当たります。

ですが、悲観するだけじゃなくて働き方の視野を広げることで、仕事の選択肢をぐっと広げることは可能なんです◎

転勤族の妻へおすすめの働き方

中でも小さい子どもを持つママに特におすすめしたいのが、わたしの現在の働き方でもある「在宅ワーク」という選択肢。

在宅ワークで収入を得る方法

転勤族の妻は、とにかく先が見えず漠然とした不安を感じやすいですよね。

慣れない場所での家事育児に加え、働き方にも悩むことが多く、つい孤独を感じてしまいがち…。

ですが転勤族の妻こそ、おうちで働くことでライフスタイルに合わせた働き方を叶えられます！

わたしも、今年少の娘が小一になる3年後までには納得のいく働き方を実現するために、毎日クライアントワークやサービス構築に向き合っています。

環境に制限のある転勤族の妻こそ、自由に自分の新しい働き方を模索しないともったいない…！

今後の働き方に悩んでいる…という転勤族の妻さん、ママさんからのご相談・質問も募集中なので、お気軽にお声がけくださいね＾＾